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ホルモンのバランスが崩れることにより、自律神経の乱れが起こります。
自律神経失調の症状としては様々なものがあげられますが、なかでも、最も多いものに、のぼせやほてりがあり、これらはホットフラッシュと呼ばれています。
何もしていないのに、頭や顔などが、急にのぼせたり、熱くなったり、また多量の発汗を伴ったり、動悸やめまいが起こることもあります。
ホットフラッシュが起こる頻度は人により様々で、数日間に一度という人もあれば、一日に何度も起こる人もいます。
ホットフラッシュはつらい症状であると言われますが、時期的なもので、必ず治まる症状です。
また、人によっては自律神経失調の症状として、冷え症や耳鳴りが起こる人もいます。
更年期障害で、全ての女性に起こる症状は月経異常です。また、更年期障害の初期に起こります。
その起こり方には、決まった一定の変化の仕方があります。
まず最初は、一回の月経量が減ると共に、月経の周期が短くなります。 これは、エストロゲンの分泌が減ってくるため、エストロゲンをもっと出そうと卵巣刺激ホルモンがたくさん分泌されるために起こるものです。
次に、最初は短くなっていた月経周期は次第に乱れ、完全に不規則な状態になります。 何週間も続いたかと思えば、今度は2か月もなかったり、といった具合です。やがては、月経周期が今度は長くなってきます。
2〜3ヶ月、もしくはそれ以上間隔があき、そして最終的には閉経にいたります。
これは、卵胞の数がどんどん減ってくるためです。
更年期障害の症状として、精神面に影響が出る場合もあります。
不眠や、やる気の喪失、理由もないのに不安を感じる、気分が滅入ってしかたない、頭が痛い・重いなど・・・
また【不定愁訴】と呼ばれる症状で、頭痛がしたかと思ったら、不眠があったり、今度はめまい、ある時には動悸が・・・・といった具合に、日によって一定でない症状もあり、これも心の症状に含まれるものです。
こういった精神面や心の症状の原因はエストロゲンの減少がきっかけとなりますが、そればかりではなく、家庭環境(子供の自立などによる孤独感など)、社会環境、本人の性格なども関係するため、簡単に薬による治療だけで完治しないこともあります。
更年期のその他の症状として、肩こり・食欲減退・吐き気・下痢・腰痛・腹痛・筋肉痛・関節痛・疲労感・口の渇き・肌あれなどなども含まれます。
女性の卵巣には、卵子のもとになる卵胞がたくさんあります。
思春期のころには、この卵胞は約数十万あると言われています。しかし、卵胞は年齢と共に減少していきます。
40歳前後に数万個に減少した卵胞は、その後、急激に減少していき、10年後、すなわち50歳になるころには数千個になります。
卵胞の減少と共に卵巣の機能も減退してゆき、最終的には閉経にいたります。
閉経は45歳以上の女性で、約1年間以上月経がない状態を指し、50歳前後が最も多いとされています。
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